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日刊食品通信
2021年11月10日

10月飲料7.5%増、宣言解除と月前半の高温で


年初見込の2%増に可能性を残す

 清涼飲料市場の2021年10月実績は、数量ベースで前年比7.5%増。累計は0.5%増になった。

 8、9月が低温により連月のマイナスで、1〜9月累計が1%減となり、残り3ヵ月間のボリュームを考えると、有力メーカーが年初に見込んでいた年間2%増は難しくなったと思われたが、一転して見込到達の可能性が出てきた。

 10月の主なプラス要因は前年同月が12%減と低ベースだったことのほかに2つあり、緊急事態宣言の解除と高めの気温。前者は人出が増えたことで家庭外消費が伸びた。後者は月前半が対象で、止渇需要が活性化した。ただ、この寄与をすべてのメーカーが強く受けたわけではなく、業務用、止渇飲料の強弱でバラつきが出た。

 

▼以下略

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