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日刊食品通信
2021年11月5日

ニチレイ上期決算、増収確保


収益はタイ産チキン加工品の減産響く

 ニチレイは2日、上期決算を発表(一部既報)。大?顕也社長がオンライン会見で概要を説明した。低温物流や水産は計画を上回り、加工食品は増収となったものの、主力のチキン加工品を生産するタイでの新型コロナ感染拡大による減産や原材料高などにより減益。売上高はグループ全体では増収を確保したが、営業利益、経常利益とも前年を下回った。純利益は特別利益の計上により増益となった。タイの生産については、年内まで厳しい状況が続く見通しを示した。

 加工食品事業は、売上高1,208億円(前期比7%増)、営業利益68億円(同21%減)。売上高のうち、家庭用調理品384億円(12%増)、業務用調理品437億円(2%増)、農産加工品103億円(前期並み)、海外205億円(17%増)、その他79億円(2%増)。なお、冷凍食品売上高は1,147億2,400万円(前期比79億3,200万円増、7.4%増)。うち家庭用は383億8,600万円(同39億8,000万円増、11.6%増)。

 

▼以下略

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