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日刊食品通信
2021年10月22日

9月食品SM売上高、8ヵ月ぶりプラス転換


青果高騰と畜産相場の高値傾向が影響

 食品スーパー業界3団体が21日発表した9月の食品SM総売上高は既存店ベースで前年同月比101.2%の9,735億円で8ヵ月ぶりに前年を上回った。青果相場の高騰、畜産相場の高値傾向が売り上げに影響した。一方で残暑が厳しかった前年に比べ、中旬まで気温が低下し、秋物商材が影響を受けたようだ。全般に飲食店への時短や酒類提供自粛要請が続き、家飲みや家庭内需要が堅調だったことから非食品を除く全カテゴリーが増加。なお、19年同月比では101.9%だった。

 食品計は101.6%(19年比103.6%)。うち青果101.0%(同107.8%)、水産100.9%(同105.6%)、畜産101.2%(同106.8%)だった。日配食品は101.5%(同104.1%)で前年超え。冷凍食品、パン類、デザート類が引き続き好調。一方、中旬まで大幅に気温が低く、涼味商材、アイス、飲料が伸び悩んだ。

 

▼以下略

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