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日刊食品通信
2021年10月20日

世界的な海運逼迫、水産業界にも影響


最需要期迎える年末商戦へ懸念材料

 世界的な海上輸送の逼迫は、水産業界にも及んでいる。大手筋によれば、東南アジアからの輸入が主流のエビ加工品は、ベトナムからの調達に影響が出始めており、その分をインドネシアやタイなどから補完するなど、全体最適を探っている。現状では既存の得意先に対する影響は最小限に食い止めているが、新規顧客への対応は非常に難しくなっているという。

 日本向けマーケット全体でみると、これから1~2ヵ月で顕著な影響が出始める可能性が指摘されているが、エビやカニなどの年末商材は、緊急事態宣言解除による外食ルート、量販店ルートの需要回復の程度にも左右されることから、現時点で具体的な影響度合いを予測するのは難しい。

 また、スリミ商材は、主力の供給元であるダッチハーバーからの搬出が滞っているという。

 

▼以下略

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