日刊食品通信 記事詳細
バックナンバーへ
2021年10月18日
首都圏酒類卸商況、下旬にわずかに上振れ
宣言・重点措置解除の好影響は軽微
9月の首都圏酒類卸商況は、24日以降にあった緊急事態宣言や重点措置の解除報道により最終週が多少上振れ。業務用は悪いながらも、わずかに持ち直したことから、前年比80%強程度と推定。
家庭用は伸びが鈍化し、100%弱。外飲みが長らく停滞していることから、全体的にアルコール消費量が徐々に落ちてきているとされ、家庭用消費にも影響。低アル・ノンアルへの移行が進んでいると見られている。一方、ノンアルは引き続き好調で、料飲店への採用が進むと同時に消費も拡大傾向に。アフターコロナで酒類提供が平常化した後にどう推移するか注視される。
カテゴリー別では、ビール類は80%前後。ビールは80%強で、昨10月の酒税改正で買い控えがあったものの伸びは無かった。家庭用では「一番搾り 糖質ゼロ」「スプリングバレー 豊潤〈496〉」は定番化。
▼以下略
サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します
- お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
- 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。