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日刊食品通信
2021年10月7日

業務用冷食市場、宣言解除で回復の兆し


今後の外食需要の盛り返しを期待

 業務用冷凍食品市場は、緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置の全面解除を受け、回復への兆しがみえてきた。

 宣言解除の見通しが濃厚となった9月最終週以降の大手メーカーの出荷状況をみると、「外食を含む業務用の動きは前年よりも良くなっており、需要増加傾向の兆しがみられる」、「個人店・小規模チェーン向け取引が多い外食問屋向けルートで都市圏を中心に出荷が増加傾向にある」「日別の受注状況を見ると9月末に若干上昇の兆しがみえた」などと回復への兆候がでてきた。さらに、秋(10月)の展示会もこれまでのリモート開催から感染防止対策を徹底したうえでのリアル開催に戻りつつあるという声も聞かれる。

 ただ、昨年の同時期は、GoToトラベルをはじめとした経済施策が実施され、観光地での人出が増加するなど、需要の落ち込みが底打ち反転情勢下にあっただけに、長らく宣言が続いた今年の業務用市場の現状は、極めて厳しい状況にある。

 

▼以下略

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