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日刊食品通信
2021年10月6日

21年度産加工用トマト、生産量12%増


2年ぶりに生産量2万t台を回復

 全国トマト工業会が集計した2021年度産加工用トマト最終作柄状況(主産地10県)は、生産数量2万530t、前年比11.5%増で2ケタの増産という結果になった。反収は10a当たり6.3tで前年より0.7t増加。生産量1位の茨城は20.4%増、3位の栃木も21.2%増と前年を大きく上回る生産量となった。2位の長野はほぼ前年並みだった。

 県別にみると、茨城は着果良好で疫病などの病気は平年と比較し軽微。また、梅雨明け後も日焼けが多発するような猛暑にはならず、7月のロス果は平年より約30%少なく豊作傾向となった。

▼以下略

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