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日刊食品通信
2021年9月29日

業務用ビールの受注が急増


「全面解除」を好感

 19都道府県に発出中の緊急事態宣言と8県に適用中の重点措置が30日の期限で全面解除されることを受け、業務用ビールの受注が急増している。

 ビール最大手のアサヒは、解除予測報道が始まった24日以降の出荷が、びんで約2倍、業務用樽も2倍弱ペース(いずれも前週比)で伸長。キリンも下旬から出荷が急増し、中旬対比で業務用樽が2.7倍、びんも2倍弱とハイペース。サントリーも24日を境に業務用商品が2倍ペース、サッポロも24日以降の前週比がびんで約2倍弱、業務用樽が2倍強となっており、いずれも「今は(業務用酒販店の)在庫回復の意味合いもあるが、この先も増勢が加速する」とみている。

 10月以降は実需に沿った動きが基本となるが、人手確保など準備を要する大手チェーンの本格稼働時期も大きなターニングポイントになりそうだ。

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