日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2021年9月28日

即席めん市場、早期プラス転換し需要期へ


大型ブランドの周年記念施策で活性化

 即席めん類の総需要は、環境変化が追い風となった2020年を経て、21年も高水準で推移している。本紙取材による上位5社(日清食品、東洋水産、サンヨー食品、明星食品、エースコック)の出荷動向は、2〜4月は昨年の急激な出荷増の裏返しで2ケタ減を余儀なくされたが、5月以降はおおむねプラス基調に転換(5月・日清食品107%、明星食品102%、6月・日清食品109%、明星食品118%=決算資料より)。とくに8月は全5社が2ケタ増をマークした。前年が酷暑で落としていたものの、今年は気候の助けもあり実需もハイレベルだった。9月単月は堅調な推移で複数社がプラスを確保する見通し。

 4〜8月累計(3月期決算企業)の前年比は、101〜105%が3社、横ばいが1社(12月期のエースコック除く)。序盤の借金(4月2ケタ減)を早々に挽回できた要因について、「昨年と今年の違いは春先の極端な特需が有ったか無いかだけ」(大手メーカー営業)。

 

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ