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日刊食品通信
2021年9月6日

今夏の清酒、パック製品底堅く


8月は灘伏見大手半数がプラス

 今夏(6〜8月)の清酒大手動向は、灘・伏見大手、関東大手とも主力の紙パック製品が動き、特に8月はプラス出荷の社が多かった。1年でも構成比率が低い月ではあるが、他の酒類種類と比べても、家庭用中心に健闘したと言えよう。

 灘・伏見大手を月別に見ると、6月は5社がプラス、マイナスでも96〜99%台の動き。7月は一変して90%台が3社、ほかはいずれも80%台にとどまった。

 逆に8月は6社がプラス。2ケタ増の社もあるなど、夏物商品が総じて好調に推移した。

 6〜8月累計でも4社が実績レベル、1社も100%に近い数字だった。

 関東大手もほぼ同様の推移で、6月が実績並み、7月若干マイナスも、8月にプラスで取り戻す動きで、6〜8月累計は実績をクリアしている。

 

以下略

 

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