日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2021年8月18日

ビール類缶構成比90%前後で高止まり


宣言・措置の延長で再度上昇も

 度重なる緊急事態宣言やまん延防止措置の発出・延期・拡大で、ビール類の缶構成比が高止まりしている。専門家からは年末までの延長を求める声も出ていることから、今回も当面は9月12日までの延長・拡大が決まった。このため缶構成比はこの先も90%前後で推移することが濃厚だ。

 19年年間のビール類缶構成比は約75%だった。それが第一回目緊急事態宣言の20年4月と5月は94%、92%に跳ね上がり、巣ごもり消費の拡大を如実に表していた。その後79%〜86%の高さで推移した後、2回目宣言時の21年1月にも91%、三回目の5月には94%と、それぞれ90%を突破。結果、今上期は既に高まっていた昨年上期を約5ポイント上回る89%に上昇した。第4回目が始まった7月は87%だったが、延長・拡大された8月と9月は、ともに再び90%を超える可能性が高くなっている。料飲店では限界を超えた苦悩が続く。

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。

バックナンバーへ

媒体紹介へ