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日刊食品通信
2021年8月3日

7月のビール販売、3〜4%増


2020東京大会も後押し

 本紙が推定した7月の国産大手4社ビール類販売は前年同月比99%強となった。好調な缶製品が特に2020東京大会開会に合わせた4連休以降に伸長し、ビールと発泡酒がそれぞれ103〜104%、107%強と伸長。反面、新ジャンルは92〜93%と苦戦が続いた。ビールが基幹銘柄の堅調に糖質ゼロが加わり2ヵ月ぶりのプラス。機能系のけん引が続く発泡酒は2ヵ月連続のプラス。増税以降、割高感が強まっている新ジャンルは、RTDへの消費移行も続き10ヵ月連続のマイナスだった。結果、ビールの構成比は前年同月を2ポイント上回る46.9%となった。

 一方、1〜7月累計は3カテゴリー計で上期から約1ポイント改善の前年同期比95%弱。ビールが99%弱、新ジャンルも89%強。発泡酒は104%弱だった。ビールの構成比は前年同期を1.6ポイント上回る40.6%。「まともに営業できたのは年初から20日間程度」とされるように料飲店需要の冷え込みが続き、缶製品への依存が一段と高まっている。

 

▼以下略

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