日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2021年8月2日

8月流通菓子展望、大袋商品が再び拡大か


五輪“家庭内観戦”での荷動き期待

 8月の流通菓子展望は、市場としては端境期を迎えるものの、再び拡大しつつあるコロナウイルス感染症の拡大による、巣ごもり需要の拡大で大袋商品の拡大が予想される。7月の菓子市場は6月に続き、本紙推定で3〜5%増と前年を上回りことが予想されるが、一昨年比では微減〜前年並みにとどまりそうだ。

 8月は新商品の投入は秋季商品の前倒し発売を除き全体的には少なく、一部主力商品での増量キャンペーン、後半最終週でのハローウィーン関連商品発売が目に付く程度。第2週の祝日から盆期間での休みも、長距離の移動は昨年同様減少することが予想されるため、ポケット物商品や土産物商品は苦戦しそうだ。その一方で、大袋商品はカテゴリーを問わず再び増勢が期待される。当初は先行き不透明であった東京五輪も予想を上回る盛り上がりを見せ、“家庭内観戦”での需要が増加。

 

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。

バックナンバーへ

媒体紹介へ