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日刊食品通信
2021年7月28日

7月前半の流通菓子、猛暑でも堅調


家庭内需要高まり、大袋やおつまみ系伸長

 日刊経済通信社推計による7月前半(16日まで)の流通菓子出荷状況(金額ベース)は、合計で2〜4%増と堅調に推移しているようだ。

 全国的にコロナウイルス感染者が再び拡大するなか、23日に開幕した東京五輪への先行き不透明感から、小売店頭でも“オリパラ”テレビ観戦を想定した売り場づくりは少なかったものの、スナック菓子、ビスケットは堅調に推移。特に春先以降、低調だったチョコレート、ビスケットの大袋商品の荷動きがよく、7月は久々に前年を上回りそうだ。

 チョコレートは全国的な猛暑日・真夏日の影響でソリッド系チョコは2ケタ減と推定されるが、ナッツ系、チョコスナックが予想外に堅調に推移。キャラクターとのコラボ商品など、話題性のある商品展開が功を奏している。

 

▼以下略

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