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日刊食品通信
2021年7月13日

しょうゆ大手5社の6月出荷量、3.8%増


業務用回復進むも19年比ではマイナスに

 本紙集計による、しょうゆ大手5社(キッコーマン、ヤマサ、ヒゲタ、ヒガシマル、マルキン)の6月しょうゆ出荷量(自家消費除く)は、2万9,235kl、前年同月比3.8%増となった。

 6月は、業務用の回復が進んだことで前年を上回る実績に。なお、19年比では1.1%減。

 カテゴリー別に見ると、業務用は10〜18L缶などの大型容器が回復。しかし、首都圏を中心とする飲食店の時短営業や、企業間の宴会や会食を自粛する動きの影響は大きく、19年の水準には至っていない状況となっている。家庭用は、内食需要の増加によってプラスとなった前年同月の裏年に当たることから、1LPETなどがやや苦戦となったようだ。

 なお、1〜6月の累計出荷実績は16万2,559kl、前年同期比2.3%増。19年比は6.0%減。7月は、一部地域で緊急事態宣言が再発出されたことから、業務用カテゴリーの苦戦は継続するものとみられる。

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