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2021年7月1日
7月流通菓子展望-オリパラ需要活性化に
端境期ながら新商品は増加、備蓄で大袋需要も
7月の流通菓子展望は、23日からほぼ1ヵ月開催される予定の東京オリンピック・パラリンピックを控えて、家庭でのテレビ観戦を想定した菓子需要の取り込み、流通店頭での販促が中旬以降高まることが予想される。
一方、ここ数年、7月上旬に全国的に豪雨が発生。昨年7月の豪雨では線状降水帯の発生で熊本県球磨川流域で大規模な反乱を引き起こすなど、九州から中四国、中部地区の広範囲で被害をもたらしたことから、災害時での備えとして大袋商品の需要が高まりそうだ。通常時では7月は気温が高くなることから、端境期として菓子需要はそれほど高くないが、東京オリ・パラという一大イベントによる菓子需要活性化が期待される。
流通菓子市場は本紙推計で5月の市場合計が15ヵ月ぶりに前年を上回った。前年が大袋商品を中心に“巣ごもり”での特需による大幅増だったが、4月以降新商品の店頭導入率が急激に高まり、店頭の活性化につながるなど明るい兆しが出ている。
▼以下略
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