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2021年6月30日
2020年度の加工海苔生産量、64億枚
3年連続70億枚割れと低水準
2020年度の加工海苔生産量は64億枚(前年比92%)と減産。半世紀ぶりの凶作となった一昨18年度(63億枚)を上回ったものの、3年連続で70億枚を割り込む低水準にとどまった。
全国漁連のり事業推進協議会がこのほどまとめた「2020年度乾のり共販実績」によれば、JFグループの共販枚数は63億4,517万枚(前年度比93%)、共販金額は665億円4,315万円(同72%)。平均単価は10.49円/枚と前年比2.93円安となった。これに、全海苔連を含めた総合計は64億5,528万枚(同92%)、金額676億3,135万円(同72%)、平均単価は10.48円(同2.92円安)と、6年ぶりの10円台となった。
昨シーズンは、全国的に栄養塩不足が長期化し、品質の低下が目立ったほか、漁期前半に魚類や鳥類による食害被害が増加したことから、高単価が見込める時期の生産枚数が減少、コロナ禍による業務用市場の低迷などもあり相場は弱含みで推移した。
▼以下略
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