ヤクルト本社は24日、長期ビジョン「Yakult Group Global Vision 2030」発表会をオンラインで開催。

　成田　裕代表取締役社長は「ダイナミックに変化する社会の中で当社として何ができるか考え、健康、社会課題、環境保全に対する答えが長期ビジョンとなる。21～30年度までの10年間は、事業活動を通じて社会課題の解決に取り組み、これまで以上にお客様の期待に応え、企業理念の実現による企業価値向上を図り、持続的な成長を目指していく」と述べたのち、「Yakult Vision2020」を振り返り、「10年間で海外拠点の拡充と国内飲料食品の収益改善を図った。次期ビジョンでさらなる成長に繋げていく」と語った。

　新長期ビジョンにおける2030年に向けた「目指す姿」として「世界の人々の健康に貢献し続けるヘルスケアカンパニーへの進化」を掲げ、世界の一人でも多くの人々に健康をお届けする、一人ひとりに合わせた『新しい価値』をお客さまへ提供する、人と地球の共生社会を実現するという定性目標を示した。

▼以下略