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日刊食品通信
2021年6月16日

茶カテキン類のコロナ不活性化を試験管で確認


伊藤園と京都医科大による共同研究に進展

 京都府立医科大学(大学院医学研究科免疫学松田 修教授らの研究グループ)と伊藤園中央研究所は、お茶に含まれるカテキン類による新型コロナウイルスの不活性化に関する共同研究を行っているなか、このほど茶カテキン類がウイルスのスパイクたんぱくに結合し細胞への感染能力を低下させる効果などを確認。また、試験管内でヒト唾液中に加えたウイルスに対しても茶カテキン類による迅速かつ効果的な不活性化が認められた。

 京都府立医科大学の発表によると、「茶類に高濃度に含まれている茶カテキン類だが、茶類の経口摂取による血液中への移行は少なく特に重合したカテキン類はほとんど吸収されない。消化管から吸収されたカテキン類が全身的に作用する効果は期待しにくいと考えられる一方、口内に含んだ時に口腔内で唾液中のウイルスが茶カテキン類によって不活性化される効果は期待できると考えられる。多くの人がお茶を飲むことで飛沫感染が減少し感染拡大を減弱させられる可能性が考えられる」

 

▼以下略

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