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日刊食品通信
2021年6月9日

5月飲料市場は5%増、期待値には届かず


上期は前年並み以上を確保か

 2021年5月の清涼飲料市場は、数量ベースで前年比5%増だった。前年同月が緊急事態宣言と稼働日減で20%減だったことから大きな裏返しが期待されたが、結果としてそれは叶わず。前年が2割以上のマイナスだった4、5月ともに単月で19年レベルに及ばず、「難しいとはわかっていたが、年間で19年レベルの実績を確保するのはほぼ不可能になった」(業界関係者)。累計は1%増。

 伸び切らなかった要因は、期待ほど人出が活発化しなかったこと。緊急事態宣言下ではあったものの、ワクチン接種の広がりやコロナへの“慣れ”を背景に前年よりもかなり消費が上向くと考えられていた。GW向けに対しては、4月の段階で多くのメーカーが積極的に製品を出荷したが、結果的にそれらを消費し切れなくなってしまったようだ。 

 

▼以下略

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