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日刊食品通信
2021年5月28日

即席めん市場、特需反動の早期挽回目指す


5月CVS復調で数社プラス見込み

 21年度の即席めん市場は、前年発生した巣ごもり特需の反動が出ており、マイナスからのスタートを余儀なくされている。本紙調べで4月単月は上位5社中4社が2ケタ減と苦戦した。一方、5月はCVS向けの復調が寄与し数社がプラスの見込み。「袋めんは前年伸ばした反動が大きい」「量販店向けは販促の抑制が響き低調」「EDLPへのシフトでメーカー間の実績がバラついている」(メーカー営業)と慎重な見方も多いが、各社は早期の挽回を目指す。

 上位5社の出荷前年比をみると、21年2月は80%台が1社、90%台が4社、同3月は70%台が2社、80%台が2社、90%台が1社、同4月は80%台が4社、90%台が1社。エースコック(12月期)を除く日清食品、東洋水産、サンヨー食品、明星食品の4社が3月期のため、期初から4月の減少分が借金となった格好だ。5月単月は数社が前年クリアする見通し。

 

▼以下略

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