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日刊食品通信
2021年5月27日

キリン、設備不調の予兆検知システム確立


生産ラインの安定稼働と効率化が実現

 キリンビールは、キリンテクノシステムと連携しキリンビール北海道千歳工場における「センサーの活用およびビッグデータの解析による缶商品パッケージングライン製造設備の異常兆候管理」のテスト展開を4月に完了、設備不調の予兆検知システムを確立した。

  これにより現場担当者は経験や熟練度などに依存しない設備点検が可能となり、設備不調の早期検知で生産ラインの安定稼働と効率化が実現。定期点検や異常兆候管理作業などの作業時間省略化が進み、従業員の業務負荷も軽減。北海道千歳工場では1年間で約200時間の業務時間削減が期待され、一部設備で運用を開始する予定。将来的にはデータ解析による設備故障の予兆を把握することで、メンテナンス頻度の適正化や費用削減を狙い、23年以降は国内他工場にも展開を目指す。

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