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日刊食品通信
2021年5月13日

大手CVS4月実績、既存店上向く


コロナ禍の消費傾向が一巡

 CVS大手4社が11日までに発表した4月の既存店販売実績は、コロナ禍の「客数減・客単価増」の消費傾向が一巡し、既存店売上高は各社プラスに転じた。客数も昨年2月以来のプラスとなったようだ。

 セブン−イレブンの既存店売上高は5.1%増、客数7.4%増、客単価2.1%減。気温上昇に伴い冷たい麺類が伸長し調理麺全体を押し上げた。新たに展開した「カップ寿司」シリーズが好調だったほか、こだわりおむすびの手巻タイプもラインアップを強化し支持を得た。ファミリーマートは既存店9.1%増、客数10.2%増、客単価1.0%減。中食はおむすび100円セールの効果等で堅調。日配・生鮮品や惣菜も引き続き好調を維持した。3月発売のメロンパンやカレーパンの定番商品も引き続き好調。

▼以下略

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