日刊食品通信 記事詳細
バックナンバーへ
2021年4月22日
20年冷食生産量2.3%減の155万t、金額は微増
業務用13%減、家庭用は過去最高
日本冷凍食品協会は21日、2020年(1〜12月)の冷凍食品国内生産量高を発表。生産量は155万1,213t(前年比97.7%)と前年割れ。生産金額は、7,028億円(100.7%)と前年をわずかに上回った。工場数は442(100.9%)と微増。なお、19年の速報値を一部修正し確定値にした。
生産量のうち、業務用は数量77万9,948t(87.0%)、金額は3,279億円(85.9%)とそれぞれ大幅減少し3年連続で前年を下回った。数量は1990年以来20年ぶりに70万t台となった。一方、家庭用は数量77万1,265t(111.4%)と6年連続増加、金額は3,749億円(118.5%)と大幅増加。業務用と家庭用を分離して調査を開始した1969年以来、いずれも最高値となった。これにより、業務用と家庭用の比率は、数量ベースで業務用50.3%(前年56.4%)、家庭用49.7%(43.6%)、金額ベースでは業務用46.7%(54.7%)、家庭用53.3%(45.3%)といずれも家庭用が大幅伸長し、数量ベースではほぼ半々、金額ベースでは初めて家庭用が前年を上回った。
▼以下略
サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します
- お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
- 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。