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日刊食品通信
2020年4月6日

3月のツナ類バンコク相場、じわり高


中西部太平洋で不漁続く

 ツナ缶の主原料であるカツオ・マグロ類のバンコク相場は、3月に入りじわり高の展開となった。カツオは、年明け1月のUS$1,250/MTから2月はUS$1,300/MT、直近3月はUS$1,350/MT。キハダマグロは1~2月のUS$2,350/MTから3月はUS$2,500/MTと上昇した。年明けから不漁が続いており、トレーダー、船主側は値上げを主張していたが、パッカーサイドが受け入れたことで相場を押し上げた。

 大手筋によれば、3月末現在、バンコクカツオ相場はUS$1,300/MT⇒US$1,350/MTと上昇。漁模様は、中西部太平洋の西部(PNG・ミクロネシア周辺)、東部(ナウル・キリバス周辺)ともに低調に推移している。1月以降の不漁を受け、パッカー側が値上げを受け入れたことから上昇している。ただ、タイ旧正月のソンクラーン休暇前(4月10日~15日)の成約状況は活発ではない(需要減)ため、今後の相場動向に注視が必要な状況。

 

▼以下略

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