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日刊食品通信
2021年3月25日

飲料用PET、ラベルレス容器の投入相次ぐ


消費マインドの変化が需要を後押し

 飲料用PETボトルにおけるラベルレス製品のラインアップが拡大している。コロナ禍における家庭内需要、それに伴うECチャネルの利用率増加などといった消費マインドの変化が需要を後押し。主要飲料メーカー間においては昨年よりラベルレス製品の展開が本格化、未参入だったメーカーも今年は続々とラベルレスの展開を発表している。

 2030年を目途とする容器包装に関する環境目標を飲料メーカー各社が策定したなか、ラベルレス容器の展開は各社の目標達成における重要な取り組みの1つとなる。これまでもラベルレス製品の展開は一部あったが、昨年は特に“完全”ラベルレス製品拡大が顕著だった。その背景には20年4月の経済産業省による「資源有効利用推進法」の省令改正が大きく影響している。廃棄物発生の抑制等を目的にPET容器は外装(段ボール箱など)に表示する場合に限り、個別容器(ラベル)へのリサイクル識別表示マークの省略が可能となった。

 

▼以下略

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