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日刊食品通信
2021年3月9日

2月飲料実績10%減、前年はコロナ本格化前


うるう年影響で稼働日減

 2021年2月の清涼飲料市場は、数量ベースで前年比10%減だった。累計は11%減。20年がうるう年で稼働日減のメーカーが多く、実質的には7〜8%減との見方もあるが、状況は厳しい。

 主なマイナス要因は緊急事態宣言による家庭外での消費減少だ。前年同月は2%増とコロナ禍の影響がまだ顕在化しておらず、“平時”がベースとなったことが大きい。

 チャネル別では人が集まる都心部のCVS、業務用が不調で、SMやDg.sが堅調。この状況はコロナ禍が本格化して以降あまり変化がない。

 カテゴリー別では、ミネラルウォーターや希釈タイプなど“在宅での需要が高い”ものが比較的堅調だが、前述した通り前年同月が平時だったため、数字としては前年を割るメーカーも多かった。

 

▼以下略

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