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日刊食品通信
2021年1月28日

20年度酒類・食品生産額2.1%減(本紙調)


業務用苦戦、品目間で明暗分かれる

 本紙がまとめた2020年度酒類・食品産業の生産額(見込み)は23兆7,779億円、前年比2.1%減だった。この数字は生鮮食品、米穀等を除く加工食品に限定したもの。新型ウイルス感染拡大により、業務用のウエートが大きい品目が苦戦を余儀なくされた。清涼飲料などは天候不順も足かせ。一方、巣ごもり消費を背景に家庭内調理の増加や健康志向の高まりが顕著となり、牛乳・乳製品、小麦粉・同2次加工品、レトルト食品、健康食品などは伸びた。21年度は24兆1,011億円、1.4%増と予測。

 業種別の実績を集計した。上位カテゴリーをみると、清涼飲料(構成比16.1%)は各所での需要減と天候不順が重なり6.2%減。酒類(同13.1%)は業務用の不振でビールなどが低調も、スピリッツ等、リキュールは続伸。小麦粉・同2次加工品(同11.1%)は、内食で手軽なパンやめん類が好調で2.2%増を確保。

 

▼以下略

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