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日刊食品通信
2021年1月22日

コーヒー飲料、新旧製品で回復を目指す


20年は厳しくも“小型PET”など光明

 2021年のコーヒー飲料市場は、早急な立て直しが望まれる。20年はここ数年で最も厳しく、清涼飲料市場が数量ベースで前年比7.5%減(日刊経済通信社調べ)と見込まれるなか、それを下回る推移だった。

 マイナス要因はコロナ禍に尽きる。市場の大半を占めるSOT缶、ボトル缶、パーソナルPETは家庭外で飲用されるケースが多いが、在宅勤務や外出自粛の増加で需要の多くが鈍ってしまった。ただ、在宅時間の増加でホームサイズPET、希釈タイプが拡大したことに加え、新容器の300ml未満“小型PET”が定番化しつつあり、需要は確認されている。業界はこの需要を取り込むため、新たな価値を創造しなければならない。

 

▼以下略

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