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日刊食品通信
2021年1月19日

12月の市販用アイス4%増(本紙調)


4月からの累計3%増

 12月のアイスクリーム市場は4%程度前年を上回った(本紙調)。家庭内の需要増加に伴い月初から順調に売り上げを伸ばしたが、年末年始の外出自粛要請を受けて、最終週は全業態でパーソナルが5ポイント程度前年を下回ったほか、CVSのマルチは2ケタ減と低調。前半の貯金を取り崩したものの前年実績はクリアした。また、4月からの累計は、3%程度前年度を上回って推移している。12月の各社実績は次の通り。

 ロッテは2%減で市販用は3%増。「雪見だいふく」が1%増。“バニラ”“ミニ”ともに4%増だったが、昨年6割増だった“ハートのいちご”が反動で10%のマイナス。「爽」は5%増で“バニラ”“色物”ともに5%増。昨年21%増だった「クーリッシュは1%減と高水準を持続。「モナ王」は21%増。「レディーボーデン」が11%増で“パイント”が21%増、パーソナルが66%増だったが、マルチが苦戦した。

 

▼以下略

 

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