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日刊食品通信
2021年1月6日

20年のビール類、業務用冷え込み9%減


巣ごもり反映し発・新は2%増

 本紙が推定した昨年の国産大手4社ビール類販売実績は前年比91%弱の3億4,880万箱(ビール大びん換算)となった。新型コロナ感染症の拡大で業務用需要が冷え込んだビールが78%強の1億4,310万箱と大幅に減少した反面、巣ごもり消費の定着で新ジャンルが103%強の1億6,000万箱と伸長。また、健康志向の高まりを受けて増加した機能系商品が底上げした発泡酒も99%弱の4,570万箱と堅調。新ジャンルと発泡酒の合計は102%強の2億570万箱だった。

 新ジャンルでは発売3年目の「本麒麟」が3割超続伸し、2,000万箱ブランドに成長。「淡麗グリーンラベル」「同プラチナダブル」「のどごしZERO」(以上キリンビール)、「スタイルフリー」「オフ」(以上アサヒビール)、「金麦糖質75%オフ」などの健康機能系商品も新ジャンル・発泡酒問わず好調だった。

▼以下略

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