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日刊食品通信
2020年12月24日

チルドめん、若年層流入し2ケタ増ペース


昼食需要・外食代替でラーメンけん引

 2020年度の家庭用チルドめん市場は、業界調べで2ケタ増(4〜11月累計)と順調に推移している。家庭での喫食頻度や調理機会が増えた環境下、主に家族で囲む昼食や外食の代替で需要が高まったとみられる。なかでも明るい材料は、これまで手薄だった若年層が新規ユーザーとして流入したことだ。実際、20〜40代の購入率が2ケタアップしたとの市場データがある。カテゴリー別にみると、外食の代替で「ラーメン類」が約25%増と急伸。ラーメンのみならず、つけめん・まぜめんといった汁なしメニューも大きく伸びた。「焼きそば類」は定番商品を中心に15%以上増、「冷し中華類」は冷夏で7月に苦戦するも8〜9月に挽回しプラス、「うどん類」は2ケタ増ながら直近はペースダウン。

 上位メーカーの実績をみると、トップの東洋水産は4〜11月累計で前年実績を上回ったもよう。

 

▼以下略

 

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