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2020年12月17日
家庭用麦茶、5%超増で着地見込(本紙推計)
中・小容量タイプも伸長
本誌推計による今年(1〜12月)の家庭用麦茶市場は、金額ベースで5%以上の伸長率を持って着地すると予想。最需要期である夏場は、7月の梅雨明けの遅れから需要減が懸念されたが、家庭内需要の高まりから市場全体に与える影響は少なくプラス推移を維持。今年はとりわけ飲料製品からのユーザー流入も多かったとみられる。容量別では、大容量タイプはもちろんだが、特に単身世帯を中心に需要が伸びている中・小容量タイプの伸長率が高いようだ。
夏場の飲用が定番であった麦茶は、デカフェニーズやマイボトル需要等と合わせ、乾燥期や軽度な運動時の水分補給飲料としても年代・季節を問わず飲用されるようになり、近年では飲用の通年化が進行しているが、特に今年は飲料製品も含めホット提案が活発化。秋冬以降も継続的な飲用が期待でき、従来のショルダーシーズンにおいても消費の拡大は固いとみる。
▼以下略
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