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日刊食品通信
2020年11月24日

サンマ、今年も記録的な不漁続く


昭和30年代以降、最低水準に

 漁獲シーズン終盤を迎えているサンマは、今年も記録的な不漁が続いている。漁業情報サービスセンターによれば、10月末現在、水揚げ量は1万2,699t(前年比63%)に沈み、記録が残る昭和30年代以降で最低水準となった昨19年(4万t)をさらに下回り、6年連続の不漁が濃厚となった。これに伴い、㎏平均魚価は592円(同148%)と暴騰した。

 11月も漁況は変わらず、魚群の南下が進む三陸・常磐海域でも来遊量は極めて少ない。上旬現在、三陸海域の主漁場となった釜石東200カイリ~大船渡東150カイリでは、大型船が1~40隻程度と小型船が操業し最高41tを漁獲。大船渡東250カイリ~女川東300カイリでは、大型船が2~50隻程度と小型船が操業し最高88tを漁獲した。釜石東300~320カイリでは、7日夜に大型船が20隻程度操業し最高26tを漁獲。

 

 ▼以下略

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