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2020年11月13日
カツオバンコク相場、10月も下落続く
北中米向け需要旺盛で近々反転か
ツナ缶の主要原料であるカツオは、バンコク相場の下落が続いている。今年は8月のUS$1,650/MTをピークに9月以降下落に転じ、10月はUS$1,300/MTまで下げた。一方、キハダマグロは、世界的な原料不足を背景に昨秋以降、上昇傾向にあったが、今年3月のUS$2,900/MTをピークに4月以降下落し、10月はUS$2,300/MTと落ち着いている。ビンナガは、昨19年9月以降、20年4月までUS$4,200/MTと最高値圏に張り付いたが、その後、5月(US$3,600/MT)以降は下落に転じ、6~10月はUS$3,200/MTで推移。18年6月(US$3,150/MT)の水準に戻している。
大手ブランドによれば、10月末現在、バンコクカツオ相場はUS$1,300/MTと横ばいで推移。漁模様は、中西部太平洋の西部(PNG・ミクロネシア周辺)、東部(ナウル・キリバス周辺)とも低調となっている。
▼以下略
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