日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2020年11月11日

10月の流通菓子出荷、3%減(本紙調)


前半は低調も後半は洋酒系チョコ等荷動き好調

 日刊経済通信社が推計した10月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比97%となり8ヵ月連続で前年を割った。

 9月下旬から気温が低下、10月上旬から恒例の冬季限定商品の発売が始まり、チョコレート商戦が本格的に始まったが、上旬から中旬にかけては荷動きが鈍く、スローな出足となった。中旬以降は荷動きが上向き、特に洋酒系は一部商品が品薄になるなど、後半の市場活性化のけん引役となった。苦戦が続いていたナッツ系チョコも、定番のアーモンド、マカダミアが復調傾向に。

 ビスケットは堅調に推移するものの、定番商品間での明暗が分かれており、上位集中の様相になっている。好調が続いていた大袋(ファミリーパック)は、やや頭打ちに。中でもハロウィン向け商品は前年並み〜1割減と2年連続で前年を割ったとみられ、次年度での新たな対応が注目される。

 

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ