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日刊食品通信
2020年10月23日

10月上旬の流通菓子、荷動き鈍化が顕著に


コロナ禍で店頭で新商品のエンド展開滞る

 日刊経済通信社調べによる10月上旬の流通菓子出荷実績(16日まで、出荷金額ベース)は、前年同時期ベースで2ケタ近いマイナスと苦戦している。月間進捗率は4割〜5割強と前月同様にメーカーにより差が出ている。

 9月下旬から気温が下がってきたことに併せて、冬季限定商品の投入が始まり、年間の菓子市場動向を占う商戦がスタートした。第2週(5日〜)は冬季商品等の発売もあり荷動きは堅調だったものの、消費の冷え込みの影響からか第3週(12日〜)以降は荷動きが鈍化してきた。今シーズンの注力商品が投入されるうえで欠かせないのが、店頭での売り場作り。特に、シーズン商品はエンドでの趣向を凝らした棚づくりで、消費者の購買意欲を誘うのだが、今年は春先以来、店頭施策としての棚づくりが進んでいないのが現状だ。

 

▼以下略

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