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2020年10月15日
9月の首都圏酒類卸、消費増税の反動減目立つ
コロナ禍の業務用苦戦色濃く
9月の首都圏酒類卸商況は1割強のマイナスと推定。前年同月は消費増税前仮需により約1割強増加したが、今年はこの反動と新型コロナウイルスによる業務用の苦戦が影響した。
マイナスが目立つ中で勢いのあったカテゴリーは、酒税増税前に駆け込み需要のあったビール類新ジャンルで、約10〜15%前後のプラス。一方、減税を控えたビールは3割前後のマイナスとなった。発泡酒は1〜2割減。前年に大容量が動いた焼酎甲類は20%前後の減少。同じく前年10%超のプラスだった乙類も1〜2割程度前年を下回った。
ワインは1割弱の減少にとどまっており、国産デイリーワインを中心に引き続き堅調で、「家庭用では中価格帯も動き始めている」との声も聞かれる。
▼以下略
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