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日刊食品通信
2015年6月4日

食品業界の「標準商品規格書」確立へ


PITSが維持管理、普及に弾み

 主にメーカーが作成し、商談や商品採用時に卸売業者を通じて小売業者や外食産業者に提出される「商品規格書」の日本版スタンダードが近く確立する見通しとなった。

 14年度農水省補助事業「標準商品規格書とそのガイドライン」の成果物をPITS(商品情報授受標準化会議、事務局:ファイネット)が維持・管理することが、5月19日に開催されたPITS総会で承認されたもので、今後は補助事業成果物である「標準商品規格書SSSP/2014」と「標準データリスト」とガイドラインの維持・管理及び普及活動をPITSが行う。

 PITSは安心できる正確で鮮度の高い商品情報をエンドユーザーである消費者に届けることで、食品業界の信用と品質を向上させることを目的に設立。味の素、キユーピー、ニチレイフーズ、日本水産、ハウス食品、国分、トーホービジネスサービス、三菱食品、インフォマート、アスピット、1WorldSync japanなど、製販配3層の有力企業および加工食品の商品情報管理システムのデータベース事業者が参画。商品情報の日本版スタンダード確立に向けて、商品に関する標準的な情報項目の策定とそれらの一般的な活用方法を検討。これまでに「PITS標準124項目」と「PITS標準フォーム」を策定し、活用・普及に取り組んできた。

 補助事業では、「PITS標準124項目」と「PITS標準フォーム」を1次案としたアンケートを実施。外食産業が必要とする内容量への標準重量などの必要項目を補うとともに、海外調査を実施し課題点を整理。

 

▼以下略

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