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日刊食品通信
2020年9月28日

海苔業界、引き続く原料高騰が収益を直撃


新型コロナで主力の業務用需要が大幅減

 海苔業界は、引き続く原料高騰が収益を直撃。特に、今年は新型コロナウイルスの影響で、主力の業務用需要が大幅に落ち込んでいる。

 2019~20年(海苔年度)産の国産海苔は約70億枚と、半世紀ぶりの凶作に見舞われた前年度(63億枚)からは増加したものの、平均価格は13.40円と平成以降で最高値となった。ここ数年の原料高騰により、毎年のように製品値上げを余儀なくされているが、今年は新型コロナウイルスの影響で、商談もままならない。外出自粛による家庭内食機会の増加に伴い、家庭用商品の需要は堅調に推移しているが、消費の7割を占める業務用の落ち込みをカバーできる状況ではない。引き続くコストアップとコロナ禍での消費低迷という逆境の最中、各社とも収益確保策が急務となっている。 

 

▼以下略

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