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日刊食品通信
2020年9月23日

8月アイス6%増、累計3%増(本紙調)


待ちかねた猛暑到来、後半に急伸

 8月のアイスクリーム販売実績は6%増で着地した(本紙調)。4〜8月累計では3%増。

 関東甲信で13年ぶりに8月の梅雨明けとなったほか、沖縄を除く全国で遅い梅雨明けとなった。待ちかねた猛暑到来で8月のアイスクリーム市場は前年が2%増だったのにも関わらず6%増を達成。上旬は低調だったものの後半一気に急伸した。

 一般にアイスクリームは気温が22〜23度を超えると売れるようになるが、30度を超えると氷菓やかき氷が売れるようになるため、アイスクリームの売り上げは鈍る傾向がある。今期は梅雨空からいきなりの猛暑だったため、アイスクリームが売れる期間は、比較的短かったようだ。

 ロッテは2%増で業務用を含めたトータルでは1%減。「クーリッシュ」が5%減で、うちバニラが7%減、「爽」は10%増でバニラは6%増。「モナ王」が4%減。「ガーナ」が16%増。「レディボーデン」が43%増で、うちパイントが36%増。「雪見だいふく」は11%増。「ドール」が5%増。「ハーシー」が5%増。「バニラバー」が2%減。「スイカ」シリーズは22%増。

 森永乳業は4%増。マルチが1品少なかった「ピノ」が1%減。「パルム」が2%減。CVSでノベルティチョコが不振だったことに加え、マルチフレーバーの一部販売休止(9月再開)が影響した。「モウ」は11%増。リニューアルしたバニラ、フレーバーともに好調。このほか、「練乳氷カップ」や8月中旬以降の新商品が上乗せとなった。

 

▼以下略

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