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2020年9月18日
菓子の主力商品で環境配慮への流れ
包材のダウンサイズ、紙素材採用
昨年9月下旬からネスレ日本が、チョコレート「キットカット」大袋の外袋に紙パッケージを採用し話題となったが、菓子メーカーで環境に配慮した商品が今秋季商品でも増えている。包材の縮小やパッケージの素材変更、植物由来のバイオマスインクの使用など、主力ブランドを中心に採用が相次いでいる
カルビーは、発売45周年を迎える「ポテトチップス」ブランドのパッケージをリニューアルするとともに、ベーシック商品など37商品のデザインを一新、12商品(レギュラーサイズ60g、58g)はCO2排出量削減に向けてパッケージのサイズ変更をする。
レギュラーサイズ12商品はパッケージフィルムの横幅を200mmから180mmと20mm短くし、縦幅を230mmから260mmに延ばすなど縦長のパッケージに変更。商品輸送に使用する段ボールが縮小でき段ボール使用量を削減、トラック輸送時の積載効率が向上する。これにより段ボール製造での二酸化炭素排出量を現行と比べ約11%削減、トラック使用台数を約9%削減できる。パッケージにはバイオマスインク(黒色のみ)を使用。また。9月から商品のパッケージを折りたたんで捨ている「折りパケ運動」を推進するプロジェクトを開始、新パッケージの裏面に折り方ガイドラインを掲載する。
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