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日刊食品通信
2020年9月16日

本坊「マルス信州蒸溜所」35年ぶり全面刷新


ウイスキー蒸溜棟新設で蒸溜・熟成体制拡充

 本坊酒造は10日、マルス信州蒸溜所竣工式神事・安全祈願及び竣工記念式典を開催した。神事では安全祈願の玉串拝礼が行われ、式典では本坊和人代表取締役社長、来賓によるあいさつのほか、新設のウイスキー蒸溜棟でテープカットを実施した。

 昨年5月に着工し、老朽化した設備の改修と、ウイスキー蒸溜棟(樽貯蔵庫含む)・ビジター棟を新設。1985年に竣工してから35年ぶりの全面リニューアルとなった。投資額は12億円。これにより、マルス津貫蒸溜所と合わせ2つの蒸留所と、マルス屋久島エージングセラー含めた3つの熟成地で体制を拡充。また、ウイスキー造りが見学できるウイスキー蒸溜棟と、広々とした空間のバーのほか、オリジナルウイスキーやグッズを購入できるビジター棟の新設により、マルスウイスキーの魅力をより深く発信する生産拠点として地域の観光振興にも貢献する。

 〈施設概要〉敷地面積=2万8,588㎡、ウイスキー蒸溜棟は1,996㎡(延床面積)、鉄骨造2階建(樽貯蔵庫含む、約2,500樽収容予定)、ビジター棟746㎡(延床面積)、鉄骨造2階建▽製造能力=原料麦芽1.1t/日▽原酒製造=約700L(Alc.60%)/日、約185KL(同)/年・・・2020年度予定。

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