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日刊食品通信
2020年9月8日

米女アサヒ飲料社長「社内は明るく前向き」


課題にも言及、カテゴリー横断で新価値創造

 アサヒ飲料の米女太一代表取締役社長(写真)はこのほど本紙のインタビューに応え、同社の強み、課題、新型コロナウイルス禍による社会変化や描く将来像について語った。

 冒頭、米女社長は同社の全体像に触れ、「(3月23日の)就任前から感じていたことだが、“明るく前向きな社風”を改めて確信した。組織が抱えるテーマに対し、実行するための質問が出てくるし、何とか改善しようと知恵を出し行動しようとしている。大半の社員がチャレンジする思考回路を持ち、とても良い雰囲気だ」と切り出した。

 一方、ここ数年課題としている“新価値・ヒット商品の創造”については、取り組み方を変える必要があることを示唆。「炭酸やお茶など清涼飲料には多くのカテゴリーがあり、各部門でそれぞれのビジョンを持っているが、そこにこだわりすぎては視野が狭くなってしまう。時にはカテゴリーを横断した新提案を模索するべきと考えている」との考えを示した。

 ただ、この課題の解決に向けて一歩前に進んだことがあるという。「(コロナ禍で)在宅勤務が増えたことで、自ら考えて動くことが今まで以上に求められるようになり、部門の垣根を越えた自主的な連携が一層目立つようになった。自分たちで答えを見つけ出そうとしている姿勢は組織にとってとても良いことであるし、いずれ生まれるであろう成果に対する期待も高い」。 

 

▼以下略

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