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日刊食品通信
2020年9月2日

8月のビール類販売、再自粛が響く


巣ごもり消費は依然堅調

 本紙が推定した8月の国産大手4社ビール類販売実績は、猛暑・好天効果も及ばず、前年同月比87%弱となった。

 料飲店の営業再自粛が大きく響いたビールが69%強と落ち込み、レジャー需要も盛り上がりに欠け、全体を下押しした。新ジャンルは105%強と増勢が続いたが、発泡酒は94%強と5ヵ月ぶりにマイナスに転じた。「本麒麟」が依然4割増を続けたほか、健康機能系の「スタイルフリー」「金麦〈糖質75%オフ〉」「淡麗プラチナダブル」などが前年実績を上回った模様。カテゴリー構成比はビールが39%弱(前年同月48%強)、ビール以外は61%強(52%弱)だった。

 1〜8月は3カテゴリー計で前年同期比90%強。ビールが75%弱と7月時点から1ポイント後退。発泡酒も98〜99%と1ポイント弱後退。新ジャンルは106%弱で7月時点とほぼ同水準だった。「本麒麟」が4割増と好調を持続したほか、「淡麗〈グリーンラベル〉」「スタイルフリー」「金麦〈糖質75%オフ〉」「淡麗〈プラチナダブル〉」「のどごし〈ZERO〉」などの機能系がプラス。新製品は、ビール大びん換算で500万箱を超えた「ザ・リッチ」と、「ゴールドスター」「ブルー」の新ジャンル3商品でカテゴリーの約9%を占めた。なお、カテゴリー構成比はビールが39%(前年同期47%強)、ビール以外は61%(53%強)だった。

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