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日刊食品通信
2020年8月31日

味の素社、三重「ほんだし」新工場が竣工


生産性を現行比約2倍に

 味の素社は、味の素食品社三重工場内に「ほんだし」とサプリメントの製造・包装の一貫生産を行う新工場を竣工。10月から製造工程の稼働を開始する。投資額は約150億円。

 同社は目指す姿を「食と健康の課題解決企業」と定め、その実現に向けて国内食品の生産体制の再編を進めている。その一環として、国内調味料・加工食品の生産を担う新会社、味の素食品社を2019年4月に発足。国内工場を段階的に集約する構造改革を実施している。今回の新工場は、この計画において竣工する最初の工場であり、包装を担っていた関西工場の機能を新工場に移管・集約し、「ほんだし」の製造・包装一貫生産を実現する。また、新工場では「グリナ」「アミノエール」等成長領域であるサプリメントの生産も実施する。

 新工場は、ICT・自動化先端技術の導入により、2020年度中に労働生産性を現行の約2倍に高め、世界トップレベルの生産を目指す。また、ユーザーや社会ニーズの変化に柔軟に応えるべく、品種切り替え性に優れたプロセスを設計し、フレキシブルな生産を実現する。また、最先端の省エネ技術等の導入により、フードロス削減、排出CO2極小化等、環境負荷の低減にも取り組む。そのほか、体験型コンテンツを通じた見学コースの充実を図り、直接コミュニケーションの強化につなげていく。

 

▼以下略

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