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日刊食品通信
2020年8月28日

19年度酒類・食品生産額0.8%増(本紙調)


20年度1.3%減予想、業種間の明暗分かれる

 本紙がまとめた2019年度酒類・食品産業の生産額は24兆2,844億円、前年比0.8%増だった。この数字は生鮮食品を除く加工食品に限定したもの。プラスは8年連続。人口減で量的拡大は見込みづらいが、安定した需要をベースに、環境変化に応える多種多様な付加価値商品で底上げしている。業種によっては年度末に巣ごもり消費の急増が上積みした。20年度は23兆9,713億円、1.3%減を見込む。感染症拡大で環境が激変し、とくに業務用ルートが苦戦、業種間で明暗が分かれている。

 業種別にみると、19年度は16業種中8業種が前年実績を上回った(18年度8業種)。最大ボリュームの清涼飲料(構成比16.8%)はほぼ前年並み。冷夏の影響を受けながらも、炭酸飲料、茶系飲料などが善戦した。酒類(同13.9%)は1.1%増。低アルコール飲料やウイスキーがけん引している。小麦粉・同2次加工品(同10.7%)は1.3%増と堅調。

 

▼︎以下略

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