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日刊食品通信
2020年8月11日

7月の流通菓子出荷4%減(本紙調)


チョコレート、予想に反し健闘

 日刊経済通信社推計による7月の流通菓子出荷実績(出荷金額ベース)は、合計で前年同月比96%と5ヵ月連続で前年を割った。

  前年同月が比較的気温が低かったことなど天候に恵まれ106%(本紙推計)と高かったことと、7月も新商品の投入が少なく既存品での販売が中心であったため、2ケタ近いマイナスが予想された。しかし、前年2ケタ伸長だったチョコレートがチョコスナックや大袋が伸長したことで、予想に反し荷動きが良く、数パーセントのマイナスにとどまった。また、6月はやや緩和したかに見えた“巣ごもり需要”も、全国的なコロナウイルス感染者の拡大で、再び大袋のチョコレート、ビスケットへのニーズが高まり、大袋全体でも2ケタ伸長となったようだ。一方、ミント系チョコなど夏物商品は苦戦が続いている。ただし、5、6月発売の新製品の導入率が滞っていたことに比べ、7月発売品については導入率が高く、メーカー間で差が出たと思われる。

 カテゴリー別では、チョコレートが合計で96%と推定。ソリッドチョコは96%、そのうちハイカカオ・機能性チョコは90%。センターアソートは90%。ナッツチョコは98%。チョコスナックは106%。大袋は112%。小粒・子どもチョコは102%。ビスケットは合計で103%と推定。ハードビスケット96%、ソフトビスケット102%、クラッカー98%、半生ケーキ102%。キャンディは合計86%と推定。うち、ハードキャンディは94%。内訳はのど飴95%、ミルク系98、フルーツ系90%。グミは80%。ソフトキャンディ92%、キャラメル84%。

 

▼以下略

 

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