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日刊食品通信
2020年8月5日

サントリー、RTD・レサワ等家飲み商材好調


下期も定番ブランド中心に強化

 サントリースピリッツの上期RTD販売実績は4,981万箱(250ml換算)、前年比120%と好調だった。新型コロナウイルス感染拡大により巣ごもり傾向が顕著になる中で家飲み需要が増加。特に、外飲みユーザーに人気のある「こだわり酒場のレモンサワー」や酒類エントリー層に支持される「ほろよい」が好調だった。定番品強化の方針を掲げている「−196℃ ストロングゼロ」は、昨年に比べ季節限定品のアイテム数を絞ったことで前年割れも、定番品は順調。下期は、上記3ブランドを中心に強化。リニューアルや新CM、キャンペーンなどのプロモーション活動を予定している。

 また、ウイスキーは金額ベースで99%。4〜5月は新型コロナウイルスの影響で業務用でも広く展開する「角瓶」「ジムビーム」が落ち込んだものの、6月は回復基調に。一方で家庭用は好調を維持。今期強化している「ティーチャーズ」や家庭用商材のハイボール缶も順調だった。「メーカーズマーク」は父の日施策が奏功。下期は、「ジムビーム」、ハイボール缶、「碧 Ao」「メーカーズマーク」を重点ブランドに展開。「ジムビーム」は、“外飲み気分を家でも楽しめる”を引き続き訴求しながら家庭で楽しむキャンペーンを継続。「碧 Ao」を家庭で楽しむシーン訴求、単体でのプロモーションも検討している。

 このほか、同社による上期レモンサワー市場推定値は前年比114%の1,256万箱(RTS・RTD・焼酎・サワーベーススピリッツ・樽詰サワー等の区分のうちレモンサワーとして飲用されているもの、アル分20%・8.4L換算)とする中、同社実績は169%の437万箱と市場の約35%を占めた。

 

▼以下略

 

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