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2020年8月3日
不二家、中国でビスケット生産を増強
第2工場を建設、チョコライン導入も視野に
不二家は7月29日、関連子会社で中国現地法人の不二家(杭州)食品有限公司(本社・中国浙江省杭州市)がこのほど第2工場の建設(イメージ画像)に着手、ビスケットの生産ラインを増強すると発表した。建築面積は2万4,526㎡、延床面積6万538㎡。投資金額は約29億円。稼働は2023年7月を計画している。生産能力はフル稼働時に100億円を見込む。将来的にはチョコレートの生産ライン導入も視野に入れ、中国での総合菓子メーカーとしての成長を目指す。
現有工場では主にポップキャンディ(中国名は棒棒糖)を生産しているが、生産能力が限界に近づいていることから、市場性の大きいビスケットの生産ラインを増強する。
同社の中国の菓子事業は、05年に現地生産を開始し「ミルクボール」「ルックキャンディ」を製造。09年に「ミルキー」(現地名ペコスーツ)、10年に「ポップキャンディ」を製造を開始し売り上げが大きく拡大。12年8月には「ポップキャンディ」専用工場が稼働している。
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